ろ過材洗浄リサイクルシステム
ろ過材洗浄サービス
ろ過材洗浄リサイクルシステム
ろ過材リサイクルのメリット
メリット1 枯渇資源の削減
⇒資源・環境を守る
現行の新ろ過材は自然から掘削によって作られ、消費されています。しかし、当社のろ過材リサイクル工事では、既存のろ過材を再利用するため、資源の浪費(無駄遣い)を削減できます。
メリット2 産業廃棄物の削減
従来、取替されていた旧ろ過材は全て産業廃棄物として処分されていましたが、ろ過材洗浄リサイクル工事によって産業廃棄物の処分量を大幅に削減できます。
メリット3 低コスト
新ろ過材購入費や産業廃棄物の処分費用だけでなく、それらに関わる運搬費なども削減できるため、コストを大幅に抑えることができます。
メリット4 作業環境が悪い場所でも作業可能
作業場所が近くになくても、また屋内であっても人が通れる隙間さえあれば、作業が可能です。
メリット5 安全作業
当社では水処理設備の知識や経験が豊かで、信頼できる作業員とともに、安全で安心していただける作業を行っております。
メリット6 復旧が早い
井水処理などでお使いの除鉄除マンガンろ過材など、次亜塩素と馴染ませるろ過材では、酸化吸着機能を持つ皮膜をそのまま残し、再使用するため処理水の復旧が早いです。
新泉混気ジェットポンプを使用しろ過材を洗浄することで「新ろ過材」と同等の性能を得ることができるろ過材洗浄リサイクルシステムです。
新ろ過材を使用するよりも大幅にコストを押さえ、産業廃棄物をほとんど発生させないことで環境に配慮したリサイクルができます。
また、作業環境の悪いところでも使用可能であるため、安全性が高いのも特徴です。
ろ過材洗浄リサイクルシステムは、時代を先取りした環境にやさしいシステムです。
ろ過材洗浄リサイクルシステムは、ろ過目的(用途)に合わせて、
資材・機材を分けて使用しております。
・上水用 | :井戸水、河川水、工業用水を飲料を目的にろ過処理されているろ過設備を対象としています。 |
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・工場用水 | :井戸水、河川水、工業用水を雑用水や冷却水などを目的にろ過処理されているろ過設備を対象としています。 |
・排水 | :工場で使用された水を海や河川に排水する目的でろ過処理されているろ過設備を対象としています。 |
洗浄リサイクルシステムの流れ
- ろ過塔・ろ過材
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上水や工場用水、排水を目的としたろ過設備には、その用途に合わせて除鉄除マンガン材、アンスラサイト、ろ過砂、ガーネット、支持砂利などが充填されております。
- SJP洗浄・搬出
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酸素濃度測定など、事前に安全確認を行った後、作業員がろ過設備内に入り、ろ過設備内のろ過材を吸引しながら洗浄し、ろ過材洗浄リサイクルシステム車へ搬送します。
- 篩分け
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一次篩分け
ろ過材洗浄リサイクルシステム車では、ろ過材や支持砂利を各粒径に篩い分けします。
ろ過材や支持砂利は、用途によって粒径が異なりますが、どの粒径でも篩い分けることができます。二次篩分け
ろ過材は、0.3㎜以下のものはろ過処理の際に目詰まりを起こし、処理水量を低下させる原因となります。
二次篩い分けでは、この原因となる0.3㎜以下のろ過材を取り除きます。
- 洗浄完了
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ろ過設備内に充填されているろ過材や支持砂利を全て搬出、洗浄、篩い分けされた後、底板の集水装置や散気管のメンテナンス、ろ過設備内の点検が行います。
また、内面塗装も併せてできるため、定期的なメンテナンスを計画されることをお勧めしております。
新泉混気ジェットポンプ(SJP)
特徴 1 洗浄能力
新泉混気ジェットポンプは、エジェクターと違い、空気と水のジェット噴流により、高い洗浄効果を発揮します。
ジェット噴流は、一般的なろ過設備の逆洗能力36m/hに対し、36,000m/hと約1000倍もの流速でろ過材に衝突することで、付着していた汚れを剥離させます。
そのため、日常の逆洗浄で取り除くことができない汚れを除去することができます。
新泉混気ジェットポンプ基本構造図
特徴 2 洗浄だけでなく、吸引・吐出流送が可能
新泉混気ジェットポンプは、吸引・洗浄だけでなく、圧送することも可能です。ろ過設備が、建屋内に配置されている、建物の裏に配置されている、高い場所に配置している、高圧電線や電気線の真下に配置されているなど、クレーンなどでろ過材を充填できない場所でも、新泉混気ジェットポンプでは、水と一緒にろ過材を圧送し、短時間で充填作業が行えます。